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2015.03.01

健康保険による眼瞼下垂の手術を始めました

健康保険での眼瞼下垂の手術を始めました

昨年開業以来、毎週水曜日に東京から形成外科専門医の先生に来ていただいております。私が東京の勤務先にいた頃に、一緒に手術をしたことも何度かありました。北海道大学卒業で現在は東京癌センターを中心に活動されていますが、いわゆる美容外科医ではありません。

【乳房再建】と【眼瞼下垂】の手術が、東京のクリニックでも1番上手だと看護師の間で評判だったので、当院でもその腕を発揮していただこうと思っていたのですが、そういった手術がないまま長い時間が過ぎてしまいました。

今回、私の高校時代の同級生が当院で初めての患者様となりました。視野が狭くなり、まぶたが開けにくく眉毛を挙げる筋肉を使っていたので疲れやすく、頭痛も続いていたようです。年末に診察を受けて、1月の還暦同窓会のあとに手術となりました。

私も立ち会いましたが本当に繊細な手術で、局所麻酔で余剰したまぶたの皮膚を切除してから小さな筋肉を細い糸で少しずつ縫縮します。時々、患者様に目の開閉をしてもらいながら微調整をした後、手術室のベッドの上で座って鏡を見てまぶたの開き具合をご自分で確認してもらいます。

友人からは翌日のFBで【とても視野が明るくなり、気分も爽快です】との連絡があり、術後の腫れや内出血の対策なども自分で工夫されていて【HPでの投稿に喜んでお手伝いしますよ】と返信をいただきました。昨日で術後1ヶ月、本当に満足しているかの確認をしましたところ、【思い切って手術してホントに良かった、感謝!感謝!】とのことでした。来週彼女のお母様が手術されることになりました。

スタッフの家族やクリニック内でも少し噂となり、いきなり4月までに5件の手術が決まりました。テレビを見ていても、まぶたが下がっているコメンテーターなどが気にかかるようになりました。

60歳くらいから結構な頻度で発症するようです。加齢性病変なので、当然保険適応となります。両側の開け具合を合わせるので、左右同時に行います。術後2週間程度は腫れますので薄い色のサングラスなどを使用するといいようです。形成外科は毎週水曜日、午前の診察となります。(文責:院長 南川 義隆)

TEL:06-6632-3731メールでのお問い合わせアクセス・診察時間English
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